医療経営情報
文書作成日:2024/06/30
年代別にみる診療所の医師数
ここでは、今年3月に発表された調査結果(※)から、診療所に従事する医師の数をみていきます。
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10万人台で増加が続く
調査結果から診療所に従事する医師数(以下、医師数)の推移をまとめると、下グラフのとおりです。
医師数は2012年に10万人を超え、2022年には107,348人に達しました。男性は2016年と2022年に減少したものの、女性は増加を続け、男女比では2020年に初めて、女性が2割を超えました。
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40代・50代医師が減少傾向に
次に年代別の医師数の推移をまとめると、下表のとおりです。
2022年時点で最も医師数が多いのは60代で、50代と70歳以上が続いています。また、50代以上で全体の77.9%を占めています。40代は2012年以降で、50代も2014年以降で減少が続いています。特に40代・50代男性の減少が目立ちます。30代以下の医師数は、最近の調査では、人数が少ないながらも増加傾向にあります。
次回の調査ではどのような結果になっているでしょうか。
(※)厚生労働省「令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
日本国内に住所があって、医師法第6条第3項により届け出た医師、歯科医師法第6条第3項により届け出た歯科医師及び薬剤師法第9条により届け出た薬剤師の各届出票を集計の対象とした調査です。
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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